ふるさと納税を利用して、今回は兵庫県洲本市の返礼品をいただきました。
私が選んだのは、『おうちで楽しく!味噌作りセット』と言って、自宅で2キロの自家製味噌が作れるセットになっています。
ではさっそく、『おうちで楽しく!味噌作りセット』をレビューしていきたいと思います!
兵庫県洲本市は、総務省からふるさと納税対象団体としての指定取消処分を受けることになりました。
令和4年5月1日から2年間、ふるさと納税制度に基づく寄付は出来ません。
ご注意下さい。
『おうちで楽しく!味噌作りセット』は高還元率でコスパが良い
寄付でコスパが良いというものおかしな話ですが、ふるさと納税の手作り味噌キットの返礼品の中でも、兵庫県洲本市の『おうちで楽しく!味噌作りセット』は断トツで還元率が良い返礼品です。
5,000円の寄付で2kgの味噌作りの材料をいただくことが出来ます。
また今回頂いた返礼品の提供元は、兵庫県洲本市にお店があるかわばたみそ有限会社さん。
かわばたみそ有限会社さんは楽天市場にも出店されているので、今回頂いた返礼品も通常の商品として販売されています。
(もちろん寄付分が上乗せされていないので、額面だけで見れば通常購入の方が安いです)
いつ頃返礼品と受領証明書が送られてくるの?
1月20日(水)の昼過ぎに楽天ふるさと納税から寄付の手続きをしました。
返礼品は準備が出来次第順次発送、受領証明書は1週間程度で届くとHPには記載がありました。
さて実際に届いた日は
- 返礼品 →1月24日(日) クロネコヤマトの冷蔵便で受け取り
- 受領証明書 →1月24日(日) 郵便ポストに投函されていた
土日を挟んでも寄付から4日で返礼品と受領証明書(ワンストップ特例申請書も)が手元に届きました。
例えばふるさと納税駆け込みと言われる年末の時期は、どの自治体も多少到着が遅れる場合もあるので、あくまで目安として考えてください。
『おうちで楽しく!味噌作りセット』で実際に味噌を作ってみました
味噌作りの材料とパンプレットが60サイズのダンボールにコンパクトに収められていました。
ちなみに返礼品の到着日を指定することは出来ません。(到着時間帯は選べます)
消費期限が米麹(生)14日、大豆約1年となっているので、14日以内に味噌の仕込みを始めましょう。(米麹に消費期限の記載あり)
おうちで楽しく!味噌作りセットの内容一覧
セット内容一覧
- 大豆(北海道産) 500g
- 米麹(国内産) 950g
- 食塩(沖縄産) 240g
- 手作り味噌の作り方レシピ
- かわばたみそ有限会社のパンフレット
板状の生麹が4枚入っていました。
味噌を作るには、この生麹をボロボロと手で崩して使っていきます。
乾燥麹と生麹では風味も違うと聞くので、出来上がりが今から楽しみです。
大豆は北海道産ということで、パッと見はスーパーでよく見かける大豆とそんなに変わりない気がしました。
裏返したら、割れている大豆が数個ありました。でも虫食ってるわけではないので、問題なくそのまま水で戻して一緒に煮て味噌にしちゃいました。
塩はややしっとりめの塩でした。
写真がしっかりと載っているので、味噌作りが初めての人も安心です。
かわばたみそ流の味噌の作り方は、大豆の茹で汁は一切入れず、使いすて手袋使用して仕込むようで、出来るだけカビが生えないようにという配慮を感じました。
大豆の茹で汁を入れることで、味噌たまりが出来やすくなるようですが、その反面カビが生えやすくなります。
説明書を見ながら味噌を手作りしてみよう!
手作り味噌の作り方の説明書を見ながら、実際に味噌を作ってみたいと思います。
送られてきたセット内容以外に必要なものは、以下の通りです。
- 大きめの鍋
- ザル
- 大きめのボウルかバット
- 保存容器
- ラップ
- 味噌くり機(ミンサー)やフードプロセッサー(無くてもできる)
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[ti label=”STEP1″ title=”大豆を水に浸して戻す”]
味噌作りは当日だけで完了せず、半日前〜前日の準備が必要です。
大豆を水で洗って、大きめの鍋に3倍量の水を入れます。
夏季で8〜10時間、冬季で16〜18時間ほど水に浸します。
今回は冬に仕込んだ為、約1日(24時間)ほど水に浸けました。[/ti]
[ti label=”STEP2″ title=”大豆を煮る”]
水で戻した大豆と浸けていた水を鍋に入れ、火をつけます。
最初は沸騰するまで強火にして、浮いてきた泡を丁寧にすくいます。
その後は弱火にして、2〜3時間ほど煮ます。
大豆を煮る時間の目安は、煮る目安は大豆が指で潰れるくらい。
大豆を機械で潰すか、手動で潰すかによっても煮る時間は多少変わってくると思います。
今回は手動で大豆を潰したので、3時間大豆を煮ました。
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[ti label=”STEP3″ title=”米麹をほぐす”]
大豆を煮ながら平行して、板状の米麹を両手を使ってバラバラにほぐします。[/ti]
[ti label=”STEP4″ title=”米麹に塩を混ぜる”]
ほぐした米麹に食塩を混ぜます。[/ti]
[ti label=”STEP5″ title=”ザルにあける”]
茹でた大豆をザルにあけます。
味噌の作り方によっては、この時に大豆の茹で汁をとっておいて後で混ぜることもありますが、カビが生えやすくなるということなので、説明書通り茹で汁はすべて捨てます。[/ti]
[ti label=”STEP6″ title=”大豆を潰す”]
熱いうちにミンサーやフードプロセッサーを使って、少量ずつ大豆を潰していきます。
今回はミンサーやフードプロセッサーを持っていないので、すり鉢やポリ袋を使って大豆を潰しました。
(最初はすり鉢を使おうと思ったんですが、ポリ袋で潰したほうが楽チンでした)
潰す前、潰した後を比べてみるとだいぶ原型がなくなるまで潰れたような気がしますが、よくよく見ると大豆の粒々が残っています。
やはり出来上がりの滑らかな味噌を作りたければ、ミンサーやフードプロセッサーで潰したほうがいいですね。
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[ti label=”STEP7″ title=”大豆と麹をよく混ぜる”]
潰した大豆と塩を入れた米麹をよく混ぜます。
ミンサーやフードプロセッサーがあれば、それらを使ってもう一度よく混ぜるといいようです。
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[ti label=”STEP8″ title=”味噌団子を作り保存容器に詰める”]
混ぜたものをおにぎりのように握って団子を作ります。
この時、ギュッと固く握るのがポイントのようです。
出来た味噌団子は、ホワイトリカーで消毒した容器に隙間なく詰めていきます。
2kgと少量だったのでタッパーに入れようかと考えたのですが、今回は昨年の味噌つくりで使ったプラスチック樽(10kg入るサイズ)を使いました。
味噌団子を並べたら、空気は入らないように押し込みます。[/ti]
[ti label=”STEP9″ title=”表面にラップを敷く”]
表面をラップやしゃもじで平らにしたら、味噌の表面にラップを密着させます。
味噌が空気に触れると白カビが生えやすいので、出来るだけ空気を抜きます。
重石を乗せるような記載はなかったので、ラップをしたら、埃が入らないように新聞紙を被せて紐でグルっと結びました。
仕込んだ日と完成日、材料を記入して、台所の棚にしまいました。[/ti]
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味噌の仕込みにどれくらいの時間がかかった?
前日から大豆を水に浸す作業で約1日、大豆を茹でる(煮る)作業で3時間(平行して麹をほぐし塩を入れる)、大豆を潰して最後新聞紙で蓋を閉めるまでで30分かかりました。
当日の作業としては約3時間30分ですね。
ただ途中の画像を見てもらうとわかるように、大豆の潰しがあまいので綺麗にしようと思えばもう少し時間がかかりそうです。
それかミンサーやフードプロセッサーを使うと滑らかに仕上がるので、今後も味噌作りを考えているようであれば、機器の購入も頭の隅に入れておくのもいいかもしれません。
…でも昨年の手作り味噌第1号を食べて思うのは、大豆がそのまま残ってしまった味噌でも市販の味噌より断然美味しい!ということは間違い無いですけどね!
まとめ
今回作った味噌の出来上がりの目安は、夏季で3ヶ月、冬季で6ヶ月で熟成するそうです。
1月末に仕込んだので、7月末頃には食べごろになりそうです。