ふるさと納税の返礼品で14個の手作り味噌キットを貰えることがわかりました。
返礼品を見てみたら、味噌キットによって食べ頃の時期がそれぞれ違うんですね。
例えば、【佐賀県佐賀市】自宅で作る!みそ作りセット2キロは3ヶ月、【山梨県大月市】生こうじで作る「手作り味噌セット」4Kg仕上がりは8ヶ月の熟成期間を経て、味噌が仕上がります。
味噌キットによって出来上がりの時期が違うのはどうしてなんだろう?(味噌作り初心者の素朴な疑問…
で、調べてみました!!
今回の記事を書くにあたり、こちらの記事を参考にさせていただいました。
麹と食塩の量で熟成期間が変わる
熟成期間は、麹と食塩の量で決まります。
麹が多く、食塩が少なければ(麹>食塩)熟成期間は短くなり、夏頃では2~3ヶ月、冬頃であれば3~6ヶ月で食べられるようになります。
夏頃と冬頃で熟成期間に差があるのは、夏は気温が高いため味噌の発酵が早く、冬は気温が低いのでゆっくりと時間をかけて発酵するから。
逆に麹が少なく、食塩が多ければ(麹<食塩)熟成期間は長くなり食べられるようになるまでに1年近く時間がかかります。
熟成期間が短い、麹>食塩の味噌は甘口で味噌の色も淡い色。
熟成期間が長い、麹<食塩の味噌は中辛で味噌の色は濃い色。
熟成期間だけでなく、味で決めるのもいいかもしれませんね。
1年間を通して手作り味噌を食べ続けられるようにするには
私の人生初の手作り味噌は、8キロという大量の味噌作りでした。(最初は2キロ程度の少ない量から始めるのが楽しく味噌作りが出来ると思います。)
電動ミンサーもマッシャーもなく、すりこぎでひたすら潰していくスタイル。
おかげで大豆の潰しが甘くて、家族に「味噌汁に納豆いれた?」と言われるくらい、粒々が多い味噌になってしまいました。(でも市販の味噌より手作りの味噌の方が美味しいと言ってもらえていますが)
1年を通して手作り味噌を途切れることなく食べられるようにするには、
- 熟成期間をずらす
- 作る味噌の量を調節する
この2つがポイントになってくるのかなと思います。
1年間食べる量の味噌を一気に仕込み、熟成期間は前年に仕込んだ出来上がり済みの味噌を食べるのもいいですが、一気に仕込むのって大変ですよね。
なので初心者は熟成期間を時間差でズラして、1回あたりの味噌を仕込む量を減らしたら楽かなと感じます。
また味噌作りは基本1年中作れるようですが、初心者が味噌を仕込むのに適した時期は、11月~3月頃の寒い時期。
逆に気温が高い夏頃に味噌を仕込むには、私のような初心者には少し難しいようです。
年間カレンダー(1年間が1枚のカレンダーになっているもの)に書き込みながら、食べる時期を逆算して仕込みの予定を立てるとわかりやすいと思います。
手作り味噌で味噌汁を作るポイント
食塩が多いと長期熟成出来る反面、中辛の味噌が出来上がります。
普段甘口の味噌を食べている人にとっては、少し塩っぱく感じるかもしれません。
私が初めて作った味噌(URL)も、舐めてみたらいつも買ってる市販の味噌より塩分が強いような気がしました。
このまま、いつものように味噌汁を作ったら、ただ塩っぱいだけの汁になってしまいそう…(´×ω×`)
手作り味噌を使って味噌汁を作る時は、具材を入れる前にしっかりとダシを取るのがポイントです。
ひと手間ダシをしっかり取ることで、味噌を使う量も減り旨みもバッチリ出ます(๑•̀⌄ー́๑)b
鰹節や昆布を使って丁寧にダシを取らなくても、市販のだしパックを半日程水に漬けておくだけで、しっかりとダシの旨みが出ましたよ。
我が家が使用している出汁パックはコレです。
まとめ
1年を通して手作り味噌を途切れることなく食べられるようにするには、
- 熟成期間をずらす
- 作る味噌の量を調節する
この2つがポイントになってきます。
夏の暑い時期の味噌作りは初心者には不向きなので、年間カレンダーとにらめっこしながら、仕込み時期と出来上がり時期を調節して、1年を通じて自家製味噌が食べられるようにしたいですね。
私はExcelの年間予定表を使って、にらめっこしています。
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