フォレスターは2人であれば後部座席をフラットにすれば十分ゆったり寝れますが、3人の場合はちょっと工夫が必要です。
今回はフォレスターC型で初めて車中泊をした際の、家族3人が寝られる場所と寝た感想を紹介したいと思います。
アウトドアとしての車中泊、非常時の避難生活としての車中泊などの参考になれば良いなと思います。
初めての車中泊で持っていった荷物については、こちらの記事で紹介しています。
車中泊をした家族3人の体型はこんな感じ
どうやって3人でフォレスターC型に寝られるかを紹介する前に、まずは家族3人の身長から紹介します。
家族3人って言っても、大人2人+幼児と大人2人+高校生じゃ、大きさが全然ちがいますからね!!ヾノ。ÒдÓ)ノシ バンバン!!
我が家の体型事情はこんな感じです。
- 私 身長153cm 55kg
- 旦那 身長168cm 85kg
- 子供 身長125cm 30kg
飛び出て身長の高い人がいないので、後部座席を倒して足元を埋めれば、フォレスターでも十分寝ることが出来ます。
子供は置いといて、親2人はそれなりに体格があります。
デブ…いや、ふくよか。ポッチャリ系です。(`・н゛・´)
この3人が、それぞれがどこにどう寝たかと言うと…
後部座席をフラットにして3人川の字になって寝る
一番初めに試した寝方が、3人で川の字でした。
運転席と助手席をできる限り前に移動し、ラゲッジスペースと後部座席をフラットにした場所に3人で寝ました。
旦那・子供・私のように、間に子供を挟み込むようしました。
ただこれだと125cmの子供は寝れますが、153cmと168cmの親2人の頭が出っ張ってしまいます。
頭を乗せる場所を作るために、1列目の運転席と助手席は出来るだけ前に移動して、後部座席の足元にクッションやボックスを置いてなるべく平らになるようにしました。
我が家では足元のスペースを有効に使いたかったので、ちょうどいいサイズのボックスを置いて収納スペースとしています。
フォレスターC型の後部座席の足元を埋めるボックスについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
リラックスタイムのゴロ寝の時は大丈夫だったんだけどな…
フォレスターSKのラゲッジ部分で一番狭い所で110cm。
21時過ぎの早めの就寝では、各自こんな感じで寝てました。
旦那→横向きに寝る(なぜか後部座席足元の拡張部を使わないで、丸まって寝たらしい)
子供→仰向けだったり横向きだったりと定まらず
私→膝を曲げたいけど曲げれないから、車体のカーブに沿って体を曲げて横向きに寝る
フォレスターC型のラゲッジ部分の一番狭いところで110cm幅ではあるものの、リアゲートと後部座席(2列目)部分は多少広がっています。
ただ膝を曲げたり、寝返りをうつのは少し窮屈そう。
これが細身の人だったり、子供がもう少し小さければ違うのかもしれないですね。
【感想】実際に川の字になって一晩寝てみた寝心地は?
寝る前から「絶対狭いよね〜」と冗談半分で笑ってたけど、いやマジで3人横並びは狭かったです。
21時過ぎに寝てたものの…旦那はお酒を飲みすぎて何度もトイレに行き、ようやく寝付けたと思ったものの体が痛くて24時過ぎに目が覚めました。
子供もうっすら目が覚めていたようなので2人でトイレへ。
「狭くて寝られないね…」と子供もポツリ。
3人で寝るための苦肉の策
本当は一刻も早く帰りたいところだけれど、旦那は大きい体を丸めて寝ているし、とりあえずどうにかして朝まで時間が過ぎるのを待たなければ…。
横一列だから膝を曲げることも出来ず狭かったので、互い違いになるように少しズレるようにして寝たら、どうだろうか?
という訳で子供は出来るだけ下に、私は出来るだけ上に移動してみると、 さっきより動けるスペースが増えました。
ε-(´∀`;)ホッ
とりあえずこれで子供は寝てくれたので一安心。
後部座席をフラットにして2人、助手席に1人に別れて寝る
朝の4時頃、旦那が体が痛いと目が覚め、私も物音でつられて起きました。
私は元々小さな物音でも目が覚めやすいので、耳栓があった方がいいのかな?(周りの車の音は静かで問題なしでした)
あと2~3時間だけど、このまま3人で寝るのは辛いということで今度は2人と1人に分かれて寝ます。
まだまだ未明の時間帯ということで、ドアの開け閉めの音に気をつけながら助手席でも寝られるようにセッティング。
助手席に1人、後部座席+ラゲッジ部分に2人なので、だいぶゆっくりと寝られるのではないでしょうか。
「俺が前に寝るよ」と旦那が助手席へ。
168cmと決して大きくない身長でも、横向きで足を曲げて寝る格好だったようでなかなか寝付けなかったみたいです。
そのため結局私が助手席に、旦那が子供と後部座席で寝ることに。
元々身長の高さ的に、私が助手席で寝るのが一番良いんではないかと思っていたんですが、その通りになりました。
助手席:私
助手席の座席を私の身長に合わせて、前に移動させて背もたれをギリギリまで後ろに倒して、出来る限りのフルフラット化しました。
助手席側の後部座席:子供
後部座席をフルフラットにしても、助手席を後ろに倒しているので実質の寝られるスペースは小さくなります。
今の身長だから出来ることで、身長が大きくなってきたら、また別の案を考えなければなりません。
運転席側の後部座席:旦那
運転席の座席は出来るだけ前に移動し、背もたれも出来るだけ前に倒しました。
後部座席の足元に充分なスペースが出来上がるので、そこにボックスなどを置いて後部座席を倒した高さと同じようになるようにしました。
【感想】実際に助手席と後部座席で分かれて寝てみた寝心地は?
「横並び3人で寝た時よりマシだった…けど」と旦那。
それでもまだまだ不満はありそうです。
子供に至っては、あれから寝息をたてながらぐっすり。
おねしょもしなくて、良かったー(*´∀`)-3
「最初の3人で寝た時がキツかった。帰りたかった」と車中泊が終わって帰ってきてから何度も言われました。
助手席は最大限後ろに倒しましたが、後部座席のフラットさに比べたら寝やすさは劣ります。
またまだ夜行バスに乗ってる程度の寝心地でしかないので、もう少し改善が必要ですね。
後部座席で寝た旦那の不満
助手席1人、後部座席2人になっても不満げな旦那。
今回の車中泊での不満・要改善点は以下の通りでした。
- 敷布団が薄く、下が凸凹感じた
- 掛布団(特に羽毛布団)がかさばる
- 後部座席の足元を埋めたボックスがガタガタする
- 3人で川の字になったら狭くて寝れない
確かに持っていった敷布団は、何もしない状態なら4~5cmほどの厚みはありますが、体重を載せるとしっかりと沈みこんじゃいますもんね( ̄▽ ̄;)
初めて車中泊をした私の反省点
初めての車中泊に持っていった荷物に関しては、これも必要かな?あれは持って行った方がいいのかな?と旦那に相談しつつも、ほぼ私が決めていました。
私が感じた車中泊の反省点・改善点はこんな感じです。
- 窓の結露が酷いので、窓拭き用のタオルを必ず持参する
- ポータブル電源は使わなかった
- 扇風機はまだ必要なかった
- 敷布団のカバーがすごくズレる
- 万が一のおねしょ用の着替えを持っていくのを忘れた
- 寝る時は暑いくらいだったが、朝方毛布1枚だと寒く掛布団があってちょうどいい
- 3人川の字では狭い
- 助手席も出来るだけフラットにしないと寝づらそう
私は普段から布団に寝ているので、寝づらいことはなかったんですが、窓の結露が特にヒドイと感じました。
こちらは、プラダンシェードを外したラゲッジ部分の窓ガラス。
この結露が窓ガラス全部にある感じです。
タオルが無かったので箱ティッシュで代用しましたが、車内を拭き終わるまでに箱ティッシュの半分は使用したと思います。
フォレスターはミラー部分がスイッチの切り替えで後ろのカメラの映像を映せたりするので、結露による電子機器への影響が少し心配ですね。
暖房をつけて車内を乾燥させましたが、車内に除湿機を入れるべきか悩みます。。
3月半ばでこんな状態だったので、冬真っ只中だともっと結露が凄そうです((;゚Д゚))
まとめ
夜が明ける前に体が痛くて、狭くて目が覚めた時、3人とも「早く家に帰りたい…」と思っていたそうです。(言わなかっただけで)
フォレスターの後部座席で寝るのは、やはり2人が限度のようですね。
今回が初めての車中泊でしたが、2回目以降はもっと寝心地のいい車中泊になるはず!
車中泊でリベンジ安眠計画については、またそれぞれの記事で詳しく紹介したいと思います(。`・ω・)9″