今回は段ボールとカッターがあれば出来て、サイドテーブルにもなる1台2役の段ボール椅子を紹介します。
前回の警視庁が教える段ボール椅子とは、また違った形のダンボール椅子になります。
どちらのダンボール椅子がいいかは、ぜひ両方とも作って座り比べてみてくださいね。
サイドテーブルにもなるダンボール椅子の出来上がりイメージ
段ボール蓋を立てたまま椅子として使うので、段ボールが大きすぎると足が短くて座れませんでした…(届きません)
なので…
椅子の脚になる側の蓋を外側に折りました。
これで、無理なく座れる高さになりました。
サイドテーブルにもなるダンボール椅子の材料
- 段ボール
- カッター
- ペン
- 定規
- (バインダークリップ)
今回作るダンボール椅子は、ガムテープの必要はありません。
バインダークリップは無くても大丈夫ですが、あったら座面をしっかり固定出来ます。
サイドテーブルにもなるダンボール椅子の作り方
[ptimeline color=”pink”] [ti label=”STEP1″ title=”ダンボールに折り目をつける”]
ダンボールの横幅の長い方の面の真ん中で折り目をつけます。
内側にも外側にも両方に折り目をつけます。
これを2か所行います。
するとアルファベットの「N型」になります。[/ti]
[ti label=”STEP2″ title=”N字型の折り目をさらにしっかりとつける”]
真ん中に折り目をつけただけでは、まだしっかりと折り目のクセがついていません。
そのためダンボールの上に重り(今回はドリルドライバーセット)を置いて、しっかりとした折り目がつくようにしました。
しっかりと折り目がついたら、ダンボールを元の状態に戻します。[/ti]
[ti label=”STEP3″ title=”切り込みを入れる”]
折り目に沿って差込み口になる切れ込みを入れます。
基本は約2.5cm×1cmですが、厚みがあったため組み立て時に調整し、最終的には3.5cm×1cmになりました。
フタと側面側の両方を切り抜きます。[/ti]
[ti label=”STEP4″ title=”フタを折り曲げる”]
短い辺の蓋を2cm幅で折り曲げます。
この幅は3cm・4cmと広げルト、座面の面積は小さくなりますが、安定感は増すようです。
作りながら調整していきましょう。[/ti]
[ti label=”STEP5″ title=”組み立てる”]
2cmの折り目を差し込み口に差し込みます。
差し込みにくい場合は、ここで差し込み口を広げて微調整し、完成です。
折り目が外れてしまう場合は、書類を留めるダブルクリップ(バインダークリップ)などを使って内側から留めるとしっかりします。
[/ti][/ptimeline]
実際に作った段ボールイスに座ってみよう!
前回に引き続き、今回も体重30kgの子供と、体重90kgの旦那の2人に出来上がったダンボール椅子に座って、座り心地を試してもらいました。
体重30キロの子供の感想
座面部分が広く、子供も安心して座れるようです。
欲を言えば背もたれも欲しいな〜ということでした。
体重90キロの旦那の感想
体重があるということで、壊れるんじゃないか…と恐る恐る座っていました。
座れるけれども、心のどこかには壊れるんじゃないかという気持ちがあるので不安しかないということでした。
まとめ
今回紹介したダンボール椅子は慣れれば5分で作れるそうですが、最初なので勝手がうまくいかず時間がかかりました。
折り目のクセをしっかりつけるには重しをして少し置いていた方が良いので、手早く段ボールのイスが作りたい!という場合は警視庁発☆5分でできる段ボール箱を使ったイスの作り方の方がいいかもしれませんね。
また座面の強度に関しては、ダンボールを差し込み口に入れた部分(白抜き三角部分)は強度が弱いので、座る際にも注意が必要と感じました。