今回紹介するダンボール椅子の作り方は、警視庁のTwitterでも発信されています。
ダンボールで「椅子」を作ってみました。東日本大震災では多くの方が避難所生活を余儀なくされました。避難所となる体育館等は、床が固く冷たい場所が多く、さらには直接床に座ると埃を多く吸い込むことにもなります。厚手のダンボールがあれば簡単に作れますので、一度お試しください。 pic.twitter.com/HNizkpEFfC
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) June 13, 2018
私が5分で作れるダンボール椅子の作り方を知ったのは、地域の防災祭りの時です。
「災害で被災してしまった時、避難所でも簡単に作れて強度も抜群ですよ。もちろん普段のイスとしても十分に使えます」と。
作り方を説明してもらっている時に、「そのイス、みんながすごく良いっていうから、作り方をぜひ教えて欲しいんだけれど」とおばちゃんが声をかけていました。
(SNSに疎そうな?←失礼)おばちゃんコミュニティで話題になるって、相当じゃない?!
ダンボール椅子の出来上がりイメージ
警視庁発の段ボールイスをさっそく作っていきましょう‼︎
警視庁発★ダンボール椅子の材料
今回作るダンボール椅子は、
- 段ボール
- カッター
- ガムテープ(布テープ推奨)
の3つがあれば作れます。
分厚い段ボールもガツガツ切れる、オルファのカッターがオススメです。
段ボール椅子の作り方を教えてくれたじいちゃんが持っていて、段ボールもザクザク切れて使いやすそうでした。
警視庁発★ダンボール椅子の作り方
[ptimeline color=”pink”] [ti label=”STEP1″ title=”フタを切る”]段ボールの短い辺のフタの部分の真ん中に、カッターで切れ込みをいれます。
こんな感じになります。反対側のフタも同様に切ります。
[/ti]
[ti label=”STEP2″ title=”切り込みを入れて折り曲げる”]切り込みを入れたフタの側面に、カッターを使って三角屋根のような形で折り曲げるための切れ目を入れ、折り目をつけます。[/ti]
[ti label=”STEP3″ title=”フタを折り込む”]切り込みを入れたフタをすべて内側に折り込みます。[/ti]
[ti label=”STEP4″ title=”フタを閉める”]三角屋根の折り目を押し込みながら、長い辺のフタを閉めます。
両手でギュッと三角屋根の折り目を押さえ込むとフタが閉めやすいです。[/ti]
[ti label=”STEP5″ title=”ガムテープで留める”]長い辺のフタの3箇所をガムテープで留めて、完成です!
先にガムテープを必要な分だけ切っておいてから、フタを閉めてもスムーズに出来ます。[/ti] [/ptimeline]
実際にダンボール椅子に座ってみよう!
体重30kgの子供と、体重90kgの旦那の2人に出来上がったダンボール椅子に座って、座り心地を試してもらいました。
体重30キロの子供の感想
座る前は「本当にコレ座っても大丈夫なの?」と不安そう。
しかし体重30kg程度ではダンボール椅子もビクともせず、普通の椅子のように座れました。
体重30kg程度の子供が座る分には、長時間座っていても問題なさそうです。
体重90キロの旦那の感想
さて次は体重90kgの旦那が座ってみます。
腰を下ろした瞬間ダンボール椅子がグラっと揺れて、長時間体重を支えるには心もとないと言うことでした。
体重の重い人が安心して座るには、スーパーで無料で貰えるダンボール箱よりも、『強化ダンボール』という厚みと強度が強いダンボール箱で作る方がいいかもしれませんね。
まとめ
1度覚えてしまえば、簡単に作れるダンボール椅子。
スーパーで手に入る段ボール箱で簡単に作れるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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