古民家まるごと防寒

【冷気をブロック】窓ガラスにプチプチカーテンを自作する方法

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窓ガラスが多い我が家は、冬場になるとあちこちからスゥ〜と冷気が流れ込みます。

冬場だけだし…古い家だからしょうがない…と住み続けて4年。

今回は荷物の梱包などに使うプチプチ(緩衝材)を使ったカーテンの作り方を紹介したいと思います。

今回作るタイプのプチプチカーテンは、既存のカーテンレールに引っ掛けるタイプのもの。

見栄えは最低限小ぎれいに見えれば…程度で、あくまで機能性重視です。

でも一度サイズを合わせて作ってしまえば、来年以降も使い回せますよ。

 

プチプチカーテンの出来上がりイメージ

これから作るプチプチカーテンの出来上がりイメージはこんな感じです。

  • 既存のダブルのカーテンレールの内側(窓側)に取り付ける
  • 既存のカーテンレールはあるけど普段使っていないから冬場だけ取り付ける

という場合にちょうどいいと思います。

カーテンレールに取り付けられるようにしたので、通常のカーテン同様にフックを引っ掛けるためのタックを作ります。

工作難易度は多少上がりますが、見た目がこれが一番綺麗です。

 

プチプチカーテンの材料

 

必要なもの
  • プチプチ(緩衝材) ロールタイプのもの
  • 布製ガムテープ 5cm幅かそれ以上のもの
  • カーテンフック 7.5cmタイプのフックを使用
  • はさみ
  • 長めの定規・メジャー

 

プチプチ(緩衝材)

画像のプチプチは既に必要な長さ分だけ切ってしまっている状態です。

カーテン幅(+タック分)と丈の長さも必要になってくるので、ロールタイプ(巻き)で販売されているものがオススメ。

私はホームセンターでも手に入る安価な梱包用のものを使用しました。(2層)

防寒重視という方は、川上産業の空気層が3層になったタイプのプチプチの方が断熱に優れていてオススメです。

布製ガムテープ

布製ガムテープ(布テープ)もオーソドックスな茶色から、白色、赤色などありますが、白色が悪目立ちせずに一番無難かなと思います。

今回はホームセンターで一番幅広だった5cm幅のテープを使いました。それ以上の幅のものがあればなお良し。

また窓の大きさにもよりますが思いの外テープの量をたくさん使うので、プチプチカーテンを複数作る場合は、2〜3個準備しておくと後で買いに行かずに済みます。

(185×90cmの窓のカーテンを作るために、テープを2/3ほど使いました)

カーテンフック

カーテンフックは100円ショップ・ダイソーでも販売しています。(ステンレスタイプ・プラスチックタイプ 20フック入りで110円)

75mmと50mmの2種類がありましたが、我が家の備え付けのカーテンは全て75mmのカーテンフックで統一されているようなので、75mmをチョイス。

ただ店舗によって置いていないところもあるので、注意が必要です。(出来るだけ安くあげたかったので、実際に私も何店舗か探し回りました。)

探し回るのが面倒なら、ネットで購入する方が一番手っ取り早いと思います。

75mmサイズのカーテンフックは送料無料な上、10本28本50本と本数の種類も豊富です。

 

プチプチカーテンの作り方

プチプチを補強するところ、タックを作るところに少し時間がかかりますが

プチプチ(緩衝材)の必要なサイズを計算する

まずはロール状になっているプチプチをカーテンに必要な分だけ切り出します。

裁縫用ではない、建築用などで使う金属のメジャーでしっかりとサイズを測っても良いし、プチプチを窓にあてがいながらおおざっぱにサイズを測るのでも構いません。

その後、カーテンフックを取り付ける数を数えて、タック分の長さを加えた上でプチプチを切ります。

プチプチカーテンを作るときは、凸凹している空気の層を窓側に、平らな部分は家の中側に来るようにして作って行きます。

Q . 窓の幅をきっちり測らなくてもいいの?

 

A . 布と違ってプチプチは厚みがあります。(折り曲げると特に)

サイズ通り作っているつもりでも、特にタックを作っているとプチプチの厚み分でどうしても多少の誤差が生まれてきます。

タックを作るときはさすがにガイドラインになる線を引いてタックを作って行きましたが、それ以外(窓のサイズを測る、タックの幅の確認)は目分量で行なっても十分なプチプチカーテンが出来上がりました。

 

タックの幅

既存のカーテンを参考にしながら、タック部分の幅は1タック 2cm+2cm=4cmで計算しました。

例)窓の横幅100cm+タック分(4cm×10個)40cm=140cm

上記例の場合、最終的に横幅140cmになるようにハサミで切っていきます。

 

プチプチの補強と見た目のアラを隠すためにガムテープ

プチプチ(緩衝材)を必要な長さに切り出したら、次はカーテン上部のフック部分のプチプチの補強と見た目を整えるために布製ガムテープを貼っていきます。

カーテン上部になる部分に、カーテンフックと同じ長さの印を2ヶ所入れていきます。

私は75mmのカーテンフックを選んだので、横幅の端から端まで7.5cm・7.5cmと2ヶ所印を付けました。

プチプチを補強するために、端を包むようにして布製テープで留めていきます。

さらにすぐ下(画像の赤色部分)にもベタッと布製ガムテープを貼っていきます。

隙間を空けずに貼る方が綺麗ですが、多少の隙間があっても裏側に隠れる部分なので問題ありません。

『裏側に隠れる』というのは、こういうこと(↑)。

一番初めにつけた7.5cmの印で折り返すので、ガムテープの裏側が見えてしまっている状態です。

さすがにこれでは見た目がイマイチなので、見えないように綺麗に隠していきます。

折り曲げた状態を平らに戻して、さらにテープを貼っていきます。

2ヶ所目の7.5cmの印が隠れるまで布製テープを貼ります。

表(家の中)から見える部分なので、隙間があかないようにテープとテープが少し重なるようにして2列分テープを貼ります。

貼りながら途中で折り返して見て、綺麗に隠れているか調整しながら行います。

 

タックを作る

布と違ってプチプチは厚みがあるので、タックを作る時に少し手間取るかもしれません。

等間隔でタックの印(4cm)を入れていきます。

画像のように多少間隔がズレていても問題なく仕上がるので、そこまで神経質に考えなくても大丈夫です。

タック部分をつまんで、布製テープを細く切ったもので動かないように仮止めしていきます。

仮止めしたテープの上からさらに布製テープを貼ります。

カーテンフックの長さは7.5cmで、テープの幅は5cmなので、布製テープを重ねて7.5cm幅に収まるように貼っていきます。

カーテンフックは赤丸で囲んだ隙間に、差し込んでいきます。

カーテンフックが差し込みずらい時は、隙間部分に指を入れて一旦広げてあげると、フックがスッと入りやすくなります。

プチプチカーテンに全てのカーテンフックを取り付けられたら、カーテンレールに引っ掛けていきます。

ステンレスのカーテンフックのせいなのか、100円ショップのものだからなのか、カーテンを上に持ち上げるとすぐにフックが外れやすくなるので注意が必要です。

完成すると、こんな感じになります。

 

まとめ

既成のカーテンのタックを真似しながら、プチプチでカーテンを作ってみました。

布製のようなカーテンのドレープはうまく出ない部分もありましたが、比較的見た目のキレイなプチプチカーテンが作れたのではないかと思います。

 

今回作ったタイプのプチプチカーテンは、既存のカーテンレールに引っ掛けるタイプのものでした。

それ以外にも、場所や用途に合わせたプチプチカーテンの作り方を紹介しています。