古民家まるごと防寒

表面が凸凹・模様入りの窓ガラスにも貼れる両面テープを見つけた!

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

今住んでいる古民家の築年数は相当古いようで、最近ではなかなか見かけることも少なくなった模様入りのデコボコしたガラスも現役で使われています。

この窓ガラスが1枚1枚とても大きくて、冬場になるとそこかしこでコールドドラフト現象が起きて、ものすごく寒い!!

防寒対策として窓ガラスにプチプチ(梱包材)を貼ろうと思うんですけど、表面が凸凹した、ましてや柄入りの凸凹窓ガラスにも直接貼れる両面テープはあるんでしょうか?

今回ホームセンターで十数種類の中からたまたま選んだ両面テープが想像以上にとても良かったので、紹介したいと思います。

 

古民家まるごと防寒に、既にリピ買いした両面テープはコレ!

スリーエムジャパン株式会社(3M)から発売されている Scotch(スコッチ)厚手両面テープ です。

凸凹・ザラザラ面にもなじみやすい』と謳うだけあって、剥がれることなくしっかりとくっつきます。

でも貼ったのは良いが剥がれないでは困る…なんて心配もしなくて大丈夫なくらい、貼ったり剥がしたりを繰り返してもヘタレませんでした。

その証拠がコチラ↓

プチプチ(梱包材)は窓ガラスにだけ貼るべきか、サッシ部分も丸ごと貼るべきか…で迷いに迷って、貼って剥がして、切って貼ってを繰り返した成れの果てです。

両面テープをだいぶ酷使させましたが、それでもしっかりと貼り付いています。

接着面に触ったり、貼り直したりすると、接着力が落ちます』と裏面に記載がありました。貼り直しは出来るだけ最小限に留めましょう。

 

貼っても剥がしやすいのは、基材と粘着剤のおかげ

両面テープというとこんな感じ(↓)の紙製が一般的ですよね。

でもこの厚手両面テープは、こんなに分厚い!

 

ニチバンのナイスタック(紙製両面テープ)は再生紙の両面にアクリル系の粘着剤が使われていますが、Scotch 厚手両面テープはスフ布という基材の両面にゴム系粘着剤が使われています。

 

厚手両面テープが接着できる素材と接着できない素材・場所は以下の通りです。

接着できる素材
  • 金属(鉄、アルミ、ステンレスなど)
  • アクリル樹脂
  • モルタル

接着できない素材・場所
  • 塩化ビニール
  • シリコーン・フッ素樹脂加工面
  • 表面・塗装が剥がれやすい面
  • 常に浸水している面
  • 高温になる場所
  • 球体

 

こんな用途に向いています

Scotch 厚手両面テープは、こんな用途に向いています。

  • ポスターなどの貼り付け
  • カーペット、マット、ニードルパンチなどの固定
  • ベニヤ板などの仮固定

 

例えば窓ガラスに両面テープを貼って剥がす時も、グッと引っ張ると簡単に剥がれます。

ただ粘着面がプチプチに軽く触れるくらいであれば難なく剥がせますが、べったりくっついてしまうと取れません。(無理に剥がすとプチプチが破れます)

 

1つだけ心配なこと

凸凹、ザラザラした面にもなじみやすくて、剥がしても跡が残らない。

凹凸のある窓ガラスにピッタリだと個人的には思うんですが、実はひとつだけ心配なことがあります。

それがコレ↓

気温が10℃以下では接着しにくくなります。

ドライヤーなどでテープを貼るもの、貼る場所を温めた上での使用をおすすめします。

10℃以下では接着がしにくくなるようです。

窓ガラスにプチプチを貼る作業は、寒くなってから腰をあげるのではなく、早め早めに秋の終わり頃から徐々に進めて行くのが良さそうですね。

 

同じ厚手両面テープでも、手で切れるタイプがあった

コチラは同じ厚手両面テープでも、手で切れるタイプ。

基材や粘着剤は同じようです。やっぱり手で切れた方が便利だなぁ。