以前、保温材を巻き付けているのに年に2・3回凍結してしまう、洗濯機の水道管のパイプカバーの保温力アップの為に手を加えてみました。
今回は洗濯機の水道管同様、凍結することが多い台所の保温材(パイプカバー)を交換してみようと思います。
保温材(パイプカバー)を交換する場所
方角で言うと、南にあたる場所になります。
ただ後ろの家との立地の関係で、日中も常に日陰になるので年に1~2回水道管が凍結してしまうことがあるんです。
既に保温材(パイプカバー)がボロボロ…
ここなんて水道管の半分が丸見えですからねぇ。
水道管の保温カバーのビフォーアフター
作業手順の前に、今回のビフォーアフターからご覧下さい。
こちらの水道管は毎年凍結するので、パイプカバーを二重にして保温力を上げました。
ワンタッチパイプカバーの上に、パイプカバーとキャンバステープを巻いています。
こちらは電気温水器につながる水道管(水道パイプ)です。
奥の部分は狭くて手が届かないので、交換出来る範囲でワンタッチパイプカバーの交換をしています。
保温材(パイプカバー)の交換に必要な材料
- ワンタッチパイプカバー (水道管の太さのもの)
- パイプカバー 13mm
- キャンバステープ
- ビニールテープ(細・太)
- その他(ハサミ・カッター・雑巾)
ワンタッチパイプカバー(粘着テープ付きパイプカバー )
ワンタッチテープカバーは、粘着テープ付きなので水道管に巻きつけて留めるだけ。
中はウレタンスポンジなので、カッターやハサミで簡単に切って長さを調節することが出来ます。
水道管にあったサイズのものを購入しましょう。
パイプカバー
こちらは粘着テープがないタイプのパイプカバー。
水道管の保温力をあげるために、ワンタッチパイプカバーの上に巻きつけるのに使います。
13mmが一番小さいサイズで一番安いので13mmのパイプカバーを使っていますが、お好きな太さのパイプカバーを使ってください。
キャンバステープ
剥き出しになったパイプカバーを日光や紫外線から守るために、キャンバステープを巻きつけます。
キャンバステープは粘着力のないテープなので、留めるためにはビニールテープも併せて購入する必要があります。
1箇所の水道管で使うくらいなら、1巻で十分な量です。
ビニールテープ
ビニールテープは、幅細タイプと幅広タイプの2種類があると便利です。
幅細タイプはパイプカバーやキャンバステープの仮止めに、幅広タイプはキャンバステープの最初と最後に留めるのに使います。
保温材(パイプカバー)の交換方法
では早速、パイプカバーを新しいものと交換していきたいと思います。
まずは台所の蛇口に繋がる水道管の方から、交換します。
台所の蛇口に繋がる水道管のパイプカバーの交換
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[ti label=”STEP1″ title=”古いワンタッチパイプカバーを外す”]今までついていたボロボロのワンタッチパイプカバーを外して、水道管をむき出しにします。
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[ti label=”STEP2″ title=”ワンタッチパイプカバーを必要な長さに切る”]水道管にワンタッチパイプカバーを取り付けて、どれくらいの長さが必要になるか調べます。
印をつけたら、ハサミやカッターで切ります。(簡単に切れます)
今回の水道管はカーブ部分に隙間が少なかったので、直線部分とカーブ部分に分けてワンタッチパイプカバーを取り付けることにしました。[/ti]
[ti label=”STEP3″ title=”ワンタッチパイプカバーを取り付ける”]
必要な長さに切ったワンタッチパイプカバーを水道管にとりつけていきます。
ワンタッチパイプカバーは切れ目がついているので、そこから水道管をグルっと包んで、剥離紙を剥がしてテープで留めます。
ワンタッチパイプカバーのつなぎ目の部分は、太いビニールテープをグルグルっと2~3周巻きました。[/ti]
[ti label=”STEP4″ title=”カーブの取り付け”]
カーブ部分と家との隙間が狭いので、ワンタッチパイプカバーはカーブ出来ずに、上でチョッキンと切りました。
カーブの隙間は、保温強化するための粘着テープなしのパイプカバーで埋めることにします。[/ti]
[ti label=”STEP5″ title=”保温力アップための補強”]
ワンタッチパイプカバーを取り付けて終了でもいいのですが、上部が水道管が丸見えなのと、過去に凍結したことのある場所なので、念には念を入れて保温力アップの補強をしていきます。
方法は洗濯機の水道管に保温力アップの補強を施したのと同じやり方になります。
上から巻いたパイプカバーの初めと終わり部分はどうしても隙間が出来るので、余っているパイプカバーを小さく切ってパズルのように埋めていきます。
パイプカバーの巻き付けが終わったら、次はキャンバステープを巻き付けて、最初と最後を幅広ビニールテープでグルグル巻いたら完成です。
パイプカバーを二重にしたので、だいぶ太くなりました。
これで日陰になる場所で氷点下になっても大丈夫でしょう。[/ti]
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電気温水器に繋がる水道管のパイプカバーの交換
次は電気温水器に繋がる水道管のパイプカバーを交換していきます。
電気温水器の配管は、給水用(水が流れる)と給湯用(お湯が流れる)の2種類があります。
給水用(グレー色)・給湯用(茶色)でパイプカバーの耐熱温度が違います。
給湯用のパイプカバーを給水用として使うことは出来ても、給水用のパイプカバーを給湯用として使うのは避けた方が良さそうです。
我が家のように古くて配管があちこちに枝分かれしている場合もあるので、注意が必要です。
電気温水器の奥の方は狭くて手が届かないので、今回ギリギリ交換出来そうなところまでにします。
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[ti label=”STEP1″ title=”古いワンタッチパイプカバーを外す”]
今までついていたボロボロのワンタッチパイプカバーを外して、水道管をむき出しにします。
カッターで表面に軽く切れ目を入れるだけで、パリパリと剥がれるくらい紫外線でもろくなっています。[/ti]
[ti label=”STEP2″ title=”掃除をする”]
地面スレスレにパイプカバーを取り付けるので、出来るだけ粘着面にゴミがつかないように小石や落ち葉の掃除をします。[/ti]
[ti label=”STEP3″ title=”地面にシートを敷く”]
ワンタッチパイプカバーの接着面に出来るだけ汚れがつかないようにするために、気休めかもしれませんが、取り付ける場所にシートを敷きました。
その後、雑巾でパイプを拭いてキレイに。[/ti]
[ti label=”STEP4″ title=”ワンタッチパイプカバーを必要な長さに切る”]
今回は給水用のグレー色のワンタッチパイプカバーを使用します。
水道パイプのそばにワンタッチパイプカバーを置いて、どれくらいの長さが必要になるか調べます。
その後印をつけて、ハサミかカッターで切ります。
今回は直角だったので、斜めに切りました。[/ti]
[ti label=”STEP5″ title=”ワンタッチパイプカバーを取り付ける”]
ワンタッチパイプカバーを取り付けて、テープで留めます。
直角のつなぎ目部分と、既存のパイプカバーのつなぎ目部分の2箇所を幅広ビニールテープでグルグルと留めて完成です。[/ti]
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まとめ
DIY素人でも簡単に水道管の保温カバーの交換をすることが出来ました。
ただホームセンターによっては材料が置いていなくて、何店舗も車で走り回らなければいけなかったので、事前に電話で問い合わせするといいかもしれませんね。
今回使用したもの