今年もそろそろ蚊取り線香が必要な時期になってきました。
我が家では一昨年頃まで電気式の液体蚊取り線香だったんですが、スイッチの切り忘れもたびたびあって、今はワンプッシュで蚊がいなくなるという『蚊がいなくなるスプレー』をよく使っています。
これですね。
手軽だからという理由で使っていますが、シュッとした後のあの独特の臭いがどうも…好きになれません。
というわけで、今回は既製品のような渦巻き型の蚊取り線香を作りたいと思います。
手作りの蚊取り線香は自由研究の題材としても使えたり、お子さんと粘土感覚で作ってみるのもいいかもしれませんね。
今回使用する除虫菊パウダーは、100%天然除虫菊の乾燥粉末で、天然殺虫成分はヒトやペット(水産動物を除く)への安全性が高く、散布後は自然に腐植するので環境負担がほとんどない理想的な生活深い害虫防除剤です。
煙が出るタイプの手作り蚊取り線香の材料
蚊取り線香はたった3つの材料で作ることが出来ます。
- 除虫菊パウダー
- タブ粉(抹香)
- 水
除虫菊パウダー:タブ粉=1:1の割合。
除虫菊パウダーが10g、タブ粉が10gの場合、水の量は35ml。
併せて、ボウルやクッキングシート、万が一口に入ってはいけないので使い捨て手袋もあると安心です。(私は素手でやっちゃいましたが)
煙が出るタイプの蚊取り線香の作り方
STEP① 除虫菊パウダーとタブ粉(抹香)を混ぜ合わせる
ボウルに除虫菊パウダーとタブ粉を1:1の割合で入れ、混ぜ合わせます。
除虫菊パウダーもタブ粉も細かいので、吸い込まないように気をつけて下さい。
STEP② 混ぜ合わせた粉に水を加える
除虫菊パウダー10g:タブ粉10g:水35gの割合で水を入れていきます。
水は一気に入れないで、少し入れては混ぜを繰り返して、固さを確認しながら行います。
両手をすり合わせるようにして、細長く伸ばせるようになるまで水を加えます。
ちょっと水の量が多いかも…と控えてしまうと、水分が足りず細長く伸ばせません。
STEP③ 渦巻き状に成形する
細長く出来るようになったら、渦巻き状に成形します。
細長く出来るようになったと言っても、市販のものよりだいぶ太いです。
頑張って細くしても、手の指の太さと変わらないか少し細いかな〜くらい。
途中で途切れてしまうこともあるので、繋ぎながら渦巻きを作っていきます。
乾燥後に取るのが楽なように、ダイソーのプラスチックまな板の上に蚊取り線香を乗せています。
STEP④ 蚊取り線香を乾燥させる
風通しの良い日陰で3日ほど乾燥させたら、手作り蚊取り線香の完成です。
色が焦げ茶色から黄土色に変化するので、乾燥具合の見極めも簡単!
STEP⑤ 箱に入れて保管する
ちょうど良く、手元にそうめんが入っていた木箱があったので入れました。
市販の蚊取り線香より壊れやすいので、扱いに注意します。
実際に蚊取り線香を焚いてみる
手作り蚊取り線香に火をつけて、小皿に直置き。
それでも程よく煙が出て、最後までしっかりと燃えました。
直径7cm前後の蚊取り線香だったので、燃焼時間は10〜15分とやや短めでした。
まとめ
除虫菊パウダーとタブ粉と水の3つだけで、自家製の蚊取り線香を作ることが出来ました。
1度室内で焚いてみたら、子供に臭いと言われてしまったので蚊が入ってきそうなポイントの屋外で使用したいと思っています。
本来の蚊取り線香って匂い(臭い)が出るものだけれどね…(ちょっと悲しい)