引越し業者でも2人がかりで運ぶ冷蔵庫。
そんな冷蔵庫も地震が来ると、いとも簡単に台所を跳ね回ります。
ガラス戸や食器・冷蔵庫まである危険地帯な台所で地震が起きた時に、1分でも1秒でも逃げ延びる時間を稼げるよう、今回は冷蔵庫転倒防止ベルトを取り付けました。
転倒防止ベルトを取り付ける冷蔵庫はこんな感じ
3ドアで255Lの冷凍冷蔵庫で、家族3人で使うにはちょっと小さいサイズです。
冷蔵庫の背が低いからこそ、転倒防止ベルト選びに迷った
我が家の冷蔵庫は、2011年製の三洋電機(現・Panasonic)の冷蔵庫。
- 製品自体も古く合併してしまったメーカーなので、三洋電機の冷蔵庫対応の転倒防止ベルトが手に入らない
- 冷蔵庫の背が低いので、ベルト自体の長さができるだけ長く調節できるものでないといけない
冷蔵庫の背が高ければつっぱりBOXや家具転倒防止伸縮棒という選択肢もあるんですが、我が家の冷蔵庫は背が低い。。
冷蔵庫側にはベルトを通すための穴が開いています。
古い背の低い冷蔵庫でも対応できて、壁に取り付けられるようにベルトが長めの転倒防止ベルトが欲しかったんです。
そんななか選んだのは、Panasonic(パナソニック)の冷蔵庫転倒防止ベルトでした。
冷蔵庫転倒防止ベルトを取り付けるのに必要なもの
冷蔵庫転倒防止ベルトを取り付けるのに必要なものは、3つです。
- 冷蔵庫転倒防止ベルト
- 電動ドライバー(ドリルドライバー)
- 木工用穴あけドリルビット
- 下地センサー(必要ならば)
電動ドライバーと下穴用のドリルビットは、簡単なDIYや家じゅうの減災対策の取り付けに使えるので、1セット持っておくととても便利ですよ。
冷蔵庫転倒防止ベルトを取り付ける準備
地震が起きると、冷蔵庫によって転倒防止ベルトが引っ張られます。
その時、壁の下地(柱)にしっかりと留められていないと転倒防止ベルトが外れてしまいます。
壁一面をトントンと叩くと、中が空洞になっている場所と柱がある場所とで音が違います。
壁トントンでわかりずらいようなら、下地センサーを使うと見つけやすいようです。
壁の中は黄色の場所のように、下地(柱)が入っていることがわかりました。
そのため赤丸の位置に固定金具を取り付けることにしました。
向かって左の転倒防止ベルトの位置が少しずれているのがわかりますか?
本当は左右対称同じ位置に固定金具を取り付けたかったんですが、壁の中に柱が入っていなかったため、泣く泣く場所をズラしました。
転倒防止ベルトの取り付け方
[ptimeline color=”pink”] [ti label=”STEP1″ title=”壁の中の下地(柱)を見つける”]壁を叩くか、下地センサーを使って壁の中の下地(柱)を見つけます。
固定金具を取り付ける場所をどこにするか決めます。[/ti]
[ti label=”STEP2″ title=”冷蔵庫側にベルトを仮止めする”]冷蔵庫後ろの取ってにベルトを通し仮止めして起きます。[/ti]
[ti label=”STEP3″ title=”壁に下穴を開ける準備をする”]固定金具を壁にあてながら、印をつけます。1つの金具に3つの穴があります。[/ti]
[ti label=”STEP4″ title=”下穴を開ける”]電動ドライバーに下穴用のドリルビットを取り付けて、壁につけた印に穴を開けます。[/ti]
[ti label=”STEP5″ title=”壁に固定金具を取り付ける”]壁に固定金具を取り付けます。
養生テープなどで金具を止めて、電動ドライバーとネジを持つと安定して固定できます。[/ti] [ti label=”STEP6″ title=”固定金具にベルトを通す”]壁に固定した金具にベルトを通します。ベルトが緩まないように、きつく引っ張って完成です。[/ti] [/ptimeline]
まとめ
壁の柱部分を確かめて下穴を開ける部分が少し面倒でしたが、思ったより簡単に取り付けることが出来ました。
地震のあった後の写真を見ると、台所は特に散乱していることが多いです。
冷蔵庫転倒防止ベルトをつけることで、少しでも減災に繋がればいいなと思っています。
今回使用したもの
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