先日、運転席・助手席用の吊り下げタイプのゴミ箱を作りました。
今回は後部座席で使いやすい、ボックスティッシュとゴミ箱が一緒になったトートバッグの作り方を紹介します。
今回作った車内用ゴミ箱は、トートバッグの下にティッシュの取り出し口があり、バックの口からゴミを捨てる仕様になっています。
トートバッグの口が程よく開いているので、ストレスなくゴミを捨てられます。
トートバッグの中にはビニール袋を入れているので、ゴミがいっぱいになったらすぐに捨てることが出来ます。
ティッシュ&ゴミ箱一体型トートバッグの材料と道具
今回使用した材料と道具は、全部で5つ。
- ダイソーで購入したトートバッグ(200円商品)
- 裁ちバサミ
- 針
- マチ針
- 糸
- 定規
- (裾上げテープ)
針や糸は自宅にあったものを使用したので、トートバッグ代だけで済みました。
裾上げテープは、手縫いは出来るだけ最小限にしたいという人だけあれば大丈夫です。
ダイソーで購入したトートバッグのサイズは、縦42cm×横40cm×マチ13.5cmでした。
バックの選び方としては、底部分からティッシュを出せるようにしたいので、トートバックの底がティッシュと同じくらいの大きさだとズレにくいし、そのまま加工せずに使えるので楽チンです。
ティッシュ&ゴミ箱一体型トートバッグの作り方
手元にミシンがないので、切る縫うの作業は最小限にして、縫う必要のある場所は手縫いしていますが、手縫いすらめんどくせぇわ!!って人は裾上げテープの使用をオススメします。
STEP①
トートバックの底にティッシュを取り出す穴を開けます。
バッグの底にボックスティッシュを入れると、うっすらとティッシュの取り出し口がわかったので、それを元にしてハサミで切り込みを入れます。
こんな感じになります。
サイズをきっちり測らなくても大丈夫ですが、切り込みが大きいよりやや小さめの方が綺麗に出来上がるかなと思いました。
STEP②
ティッシュの取り出し口を折り込んで縫います。
だいたい8mm〜1cmくらい折り込んだと思います。(適当で大丈夫です)
上下2箇所を手縫いしたら、こんな感じになりました。
左右の端の部分はつまむようにして縫って、ほつれるのを防いでいます。
実際に吊り下げてみたら、綺麗に取り出せました。
バッグの底とボックスティッシュの箱のサイズが同じくらいなので、ゴムなどで抑えなくてもズレません。
STEP③
ヘッドレストにつけて長さを確認しながら、バッグの長さをどれくらい短くするか決めます。
今回は10cm短くすることにしました。
折り目をつけたら、動かないようにマチ針で固定します。
STEP④
ゴミが入れやすいように、トートバッグの持ち手の向きを変えます。
2本ある持ち手のそれぞれどちらか1箇所の縫い目をほどきます。
こんな感じで持ち手だけの縫い目をほどきます。
4ヶ所あるうちの、対角になる2ヶ所をほどきます。
同じ持ち手の箇所をほどかないように気をつけてくださいね。
STEP⑤外した持ち手を縫い直します。
外れないように持ち手部分を2ヶ所縫います。
これを全部で2ヶ所縫い付けます。
STEP⑥
トートバッグの丈を10cmほど短くしたので、それに合わせて持ち手の部分もしっかりと止めないとブランブランになってしまいます。
持ち手4ヶ所を画像のように縫い付けます。
縫い付ける際は、一番外側に見える布までは貫通しないように、短く折り返している部分にだけ縫い付けるようにしてください。
なのでこの段階では、10cmに短く折り曲げた布はマチ針を外すと元の長さのトートバッグに戻るのが正解の縫い方になります。
STEP⑦
折り曲げた部分を一周ぐるっと手縫いします。
なみ縫いだと表に縫い目が出てしまうので、表面に縫い目が出ないまつり縫いがいいと思います。
手縫いがめんどくさいわ!というかたは、ここでアイロンを使って裾上げテープを貼ります。
STEP⑧
完成です!
トートバッグの中身はこんな感じで、1番下にボックスティッシュ、その上に予備のビニール袋を数枚、1番上にビニール袋を広げてゴミ箱にしています。
今回使用したビニール袋はバッグに比べて大きさが小さかったので、バッグのふちに引っ掛けるようにビニール袋を取り付けました。
バッグのふちに引っ掛けるのかどうかは、ビニール袋の大きさと相談してくださいね。
まとめ
これで後部座席にいても「ティッシュ取って〜!」や「これゴミ箱に捨てて〜」というやり取りがなくなりますね。
トートバッグの丈を短くしましたが、それでも500mlのペットボトルは余裕で入ります。
100円ショップのバッグが一番コスパがいいと思いますが、欲しい色が無かったり、丈を短くするのも面倒だったりする時は、こちらのお店のSサイズのバッグがちょうどいい大きさになります。