いつも利用している産直市で、わさび(山ワサビ・ハタケワサビ)の苗が販売されていました。
花わさびも葉わさびも好きでよく購入していたので、自分で栽培できるようになったら嬉しい!
わさび(山ワサビ・ハタケワサビ)の苗ってなかなか目にする機会が少ないですが、ネットでも購入することが可能なんですね!
プランターでも育てられるわさびの栽培方法も併せて紹介しているので、花ワサビ・葉ワサビが好きな方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
ポット入りのわさび苗を移し替えて栽培の準備
まずプラポットに入ったわさび苗をプランターに移し替えて、栽培の準備をしていきます。
なお、今回は出来るだけ簡単に栽培したかったので、プランターではなく培養土の袋をそのまま使用しました。
培養土の袋をプランター代わりにする方法
市販の培養土に直接苗を植えたら、土がカチカチになったり、根がしっかりと張らないんじゃないの?逆に、根腐れとが起きちゃうんじゃない?と思う方もいるかもしれません。
実は昨年の夏にミニトマトで初めて、培養土の袋をプランター代わりにして栽培しました。
収穫が終わった後に培養土の土を再利用しようと畑に出してみたら、カチカチどころかホロホロっと簡単に崩れる土でした。
培養土の袋をそのまま利用した栽培でも、きちんと収穫出来たのでその辺は安心してもらって大丈夫です。
STEP① 培養土のサイズ選び
培養土のサイズ(容量)は12L〜40Lと様々なサイズが販売されています。
サイズが大きくなれば値段も上がってくるので、その辺はお財布と相談なのですが、苗がしっかりと根を張れるように大きめのサイズを選ぶのがポイントです。
私は20Lのサイズを選びましたが、20〜25Lくらいのサイズがあれば1袋1苗でしっかりと育ってくれます。
STEP② 培養土の袋に穴を開ける
余分な水がしっかりと排出されるように、培養土の袋に穴を開けます。
培養土の袋の1/2〜1/3くらい下に、キリで等間隔にブスブスと穴を開けます。
穴を開ける間隔はテキトーでも問題ありませんが、測ってみたところ横に5cm間隔・下にも5cm間隔くらいで開けていました。
袋の一番底の部分にも穴を開けるのを忘れずに!
STEP③ 封を切る
袋の上をつまんだ状態でドスドスッと下に落として、底の座りが良いようにしてから、培養土の袋を開けます。
袋の開け口を外側にクルクルっと2〜3回折り曲げると、見た目がキレイです。(培養土の袋に変わりはありませんが)
STEP④ 培養土に水をかける
苗を入れる前に、十分に水をかけて培養土を湿らせます。
先ほど開けた穴から水が出てくるくらいまで、しっかりと湿らせます。
STEP⑤ 苗を植える
苗ポット分がすっぽりと埋まるくらいの深さの土を掘って、苗を入れます。
苗を入れたら、周りから土を集めて根っこの部分にかけます。
この時に土の上から根元をギュッと(でも優しめに)押すと、しっかりと密着して苗がグラグラしません。
耐寒性多年草だから一年中楽しめる!わさび苗の栽培方法
わさび苗の栽培方法を紹介します。
- 一般的なプランターなら、3株くらいまで植えられます。土も市販の培養土で大丈夫。
- 水は十分に与えますが、受け皿に水が溜まった状態が長いと、根腐れを起こすことがあるので注意が必要です。
- 6月くらいまでは植木の下など、日射しがチラチラ当たる程度の半日陰で育てます。時々、薄めた液肥をあげましょう。
- 強い日射しと暑さを嫌うので、7月になると建物の北側など涼しい場所に移動してください。
- それでも夏になると暑さで葉は枯れてしまいますが、株の部分は生きているので、乾燥させないように管理する必要があります。
- 涼しくなってきたら(11月下旬頃)また葉が出始めます。葉が育ってきたら、株の中から所々摘まみ取って食べることができます。葉も花も全部食べることができます。
- 何年か育てていると、いわゆるワサビの形状をした地下茎のようなものが出来てきます。その部分は辛味が強いので、掘り取って汚れをこそぎ落としてみじん切りや千切りをして葉や花と一緒に漬け込むと、辛味の強いわさび漬が出来上がります。
強い日射しと暑さを嫌うというのは、まさにその通りで、実は雲一つない青空の時に直射日光がモロに当たる場所に1日置いていただけで、萎れてしまいました。
その後、植え替えてから建物北側の日射しが朝しか当たらないような場所に移動させて、たっぷりと水やりをしたら復活してくれました!
まとめ
わさびを育てる時に大事なのは、
- 時期によって日射しのあたる量を変えること
- 水やりの管理をこまめに行うこと
が大事のようですね。
今回はきちんと育てられるか分からないから…と2株しか購入しませんでした。
ただ摘まみ取って食べるようになるので、醤油漬けにする時に量が少ないかもしれません。
10株前後栽培してもいいかもしれませんね。