タープが欲しい。
でも日除けの布切れに何万円も出せない。
有名メーカー(ブランド)が良いって言うのはわかってる。
アウトドアの遊び(デイキャンプ)が長続きするかもわからないし…と言うことで、大きさの割にめっちゃコスパが良いと思った、2,000円代で購入した外国製の無名ブランドのタープを紹介したいと思います。
カーサイドタープにしたくて大きいサイズを買ったけど、無理だった
当初、フォレスターに取り付けてカーサイドタープのように使いたかったので、長方形のレクタタープを選びました。
ただ初めてのタープ張りで、あえなくカーサイドタープに出来ないことがわかり、それ以降はタープ単体で設営しています。
タープの大きさは3m×5mと、家族3人がタープ単体で使うならちょっと大きめサイズですが、人間以外にも荷物もすべてタープの中に入る安心感はあります。
長方形型なので、色んな形にタープを張れるのが良い点ですね。
防水タープ tarp 天幕 シェード 300cm*500cm 日除け UV 紫外線 カット 2-7人用
2,000円代で購入した無名タープの良いところ・イマイチなところ
3m×5mの大きさで2,000円代と高コスパなタープですが、もちろん良いところ・イマイチなところの一長一短があります。
良い①:耐水性3,000mmの高い防水性
無名ブランドのタープのくせに、耐水性は3,000mmと結構高い。
初心者デイキャンパーなので雨の日は使ったことはありませんが、このタープの下にポップアップテントを入れれば、安いテントでも一晩過ごすことが出来るんじゃないかと思ったほどです。
我が家は主にデイキャンプ中心で、晴れた日にタープを張るようにしています。
一度だけ風の強い日に設営しましたが、慣れるまでは雨や風のある日は無理して行わないのがベストですね。
撤収の際にタープに花びらや葉っぱがくっついてしまうので、帰ってきてから干して汚れを落としています。
良い②:UFP50+で日差しも紫外線も防ぐ
太陽がうっすら隠れてそんなに暑くない時にタープを張ったんですが、タープが日差しをしっかり遮ってくれて肌寒いくらいでした。
日向ぼっこしにタープの外に出たいな、そんな気分でした。
この時は斜めにタープを張ってみたんですが、4月の割にすごくピーカンの夏空だったことがありました。
日陰の部分が思いの外少なくなってしまって、タープのすぐ隣にテーブルを置いて座ったんですが、タープを通り越して太陽の熱が肌までジンジン届くほど。
さすがに、この日は違うタープの張り方のほうが良かったねと旦那と話してました。
初めて張るやり方だと慣れていないので、やっぱりまごつきます。
2回目からはスムーズに出来るんですけどね。
人の視線が気になる場合は、あまり人が来ないような穴場スポットを見つけておくと、ゆっくりでも焦らずに自分のペースで組み立てることができますよ。
良い③:安いので自分の好きなようにDIY出来る
高いブランドのタープだと、もっとこうだったら良いのに!と思っても、追加で穴を開けるのも躊躇してしまいますが、安いからガンガン穴を開けまくりです。
失敗しても何のその!
作り方を調べている時に、アルミ素材よりステンレス素材のハトメの方が良いとあったんです。
でもホームセンターにアルミ素材しかなくて使ってみたら、このザマですよ。
これが高いタープだったら泣きたくなったかもしれません。
穴がねじ曲がって開いてしまても使えればOK!と割り切れるのは確実に値段の安さですね。
イマイチ①:収納袋にタープがしまえない
使い終わってから自宅で干して、綺麗に畳んだ状態だと収納袋に何とか収まります。
が、デイキャンプ撤収時はきっちりと畳むわけではないので、確実に収納袋に入り切りません!
今まで雨に濡れたり大変な目にはあっていないので、いつもはグルグルと畳めるだけ畳んで無印の頑丈収納ボックス(特大)にイスやポールなどと一緒にポイと詰め込んでいます。
撤収時だけゴミ袋に入れるか、もう少し大き目の収納袋に入れ替えた方が、他のものも濡れないし汚れも移らなくてストレスフリーで便利かもしれませんね。
イマイチ②:タープについた臭い
タープ本体にツンとするような刺激臭がついていたのはマイナス点。
安かろう…なのと、すぐにタープを使いたかったので返品はしませんでしたが、人によっては「返品したい」と思うレベルかもしれません。
物干し竿に干して臭いを飛ばしたり、使い続けているうちに臭いは薄くなりました。
購入者レビューにはそんなこと全然書いてなかったので、注文を考えている人はちょっと注意が必要です。
イマイチ③:大きさの割にハトメ穴やループの数が少ない
このタープをどんな形にして使う想定にしているでしょうか。
私たち家族は、「長方形のレクタタープは色々な形でタープを張れるみたいだから、色々な張り方を全部やってみたいね!」と言う考えでした。
そうすると、ここの部分にポールを刺したいんだけど、引っ掛けるハトメ穴やループが少ないなぁと感じることが多々ありました。
タープの大きさ(3m×5m)の割に、有名メーカー(ブランド)に比べてポールを引っ掛ける穴やループの数が少ないので注意が必要です。
穴を自分で開けて失敗するのは嫌だなぁと言う人には、スクリュー式で回して挟むだけのクリップもありますよ。
まとめ
良いところ・イマイチなところ色々ありますが、自分でDIY(工作)するのが苦じゃないよって人には、オススメのタープです。
長方形のレクタタープは張り方が1通りじゃないのが面白いところだし、初めての張り方だとやっぱり最初は時間がかかってしまうんですけどね。
(なので子供と一緒に行く時はやり慣れた張り方で、夫婦二人で行く時は新しい張り方で、と色々挑戦しています!)
昼休憩らしき車でご飯を食べている人に見られながら、夫婦であーでもないこーでもないと言いながらタープを張っています。